展示会ではいつも多くのことを学ばせて頂いています。今回の「うらとうち」も日頃からの布の表裏の違いや好み、裏内の面白さや技法の事など、、、布を前にいつも盛り上がる会話から着想を得たタイトルです。
布のうらと袋のうちに引っ張られ“うらばな”にも花が咲きました。

展示会は布と私にとっての表舞台です。布を探して歩く現地での経験は裏舞台。現地に入れば今度はそこが表舞台になり、布の表裏、袋の内外のように両方がひとつになり含み膨らみ支えられています。
洒落た写真を撮ってくれたべにや民芸店の奥村さん、12年振りの展示会お世話になりました。変わったこと、変わらないこと、変わってはいけないこと、変わらなくてはならないことも再確認できました。
新しい出会いと発見を運んでくださり、楽しい会にしていただき心から感謝します。皆さま、ありがとございます。どんな布道を辿って行くのか、引き続き見守っていただけると幸せです。また“うらばな”しましょうね。