nunoteshio展 vol.4 終了いたしました。
oteshioさんでは楽しい時間を過ごさせていただき本当にありがとうございます。
一人ひとりの方が、布を纏って来て下さる姿にいつも惚れ惚れします。
共同体のなかでは共通の言葉として用いられる民族の布は、
その本来の場所を離れ(それは遠ければ遠いほど)、
そこに受け取る側の知と遊びのセンスが秘めやかにそそぎ込まれることで、個の表現になってゆくようです。
民族文化は移動することで、新しい働きを作用させるのですね。
お客様の、椅子に置かれた布に「見せていただいてもいいですか」と声をかけ手を触れさせていただく。
どの布も誇らしげで毅然とし、それでいてとてつもない優しさと暖かさが溢れている。
布本来の良さなのか、それとも育て方が良いのか、きっと自然にご本人に似てくるのかもしれません。
大切にされているのが伝わってきます。
布に語り布を語り、布を抱いて布に抱かれた、
oteshioさんそしてご来店いただいたすべの方々に感謝とお礼をいたします。
ありがとうございました。
明日から布旅です。しっかり歩き、見て、運んできます。
民族文化移動師?
ご希望の布がありましたらこの呪文を唱えたあとにイメージしてください。。
“トントラトラトラ・トントラトラトラ・スッスッ・フォ~・メェ~”です。
遠隔操作可能になりますよ。
空のはた織り機 (テワ・ブエブロ族)
ああ わたしたちの大地の母 ああ わたしたちの大空の父よ
わたしたちは あなたがたの子供
疲れた背中に あなたがたへの贈り物を背負ってやってき
ました
だからどうかわたしたちの母 わたしたちの父よ
わたしたちに光の衣服を織ってください
朝の白い光を縦糸にして
夕方の赤い光を横糸にして
降る雨を縁ぶさにして
空にかかる虹を縁どりにして
わたしたちの光の衣服を織ってください
それを着てわたしたちは
鳥の歌う森 みどりの草原を 行くでしょう
魔法の言葉 アメリカ・インディアンの口承詩より P76
金関寿夫
思想社 1996/10
わたしたちは あなたがたの子供
疲れた背中に あなたがたへの贈り物を背負ってやってき
ました
だからどうかわたしたちの母 わたしたちの父よ
わたしたちに光の衣服を織ってください
朝の白い光を縦糸にして
夕方の赤い光を横糸にして
降る雨を縁ぶさにして
空にかかる虹を縁どりにして
わたしたちの光の衣服を織ってください
それを着てわたしたちは
鳥の歌う森 みどりの草原を 行くでしょう
魔法の言葉 アメリカ・インディアンの口承詩より P76
金関寿夫
思想社 1996/10
nunoteshio展 vol.4 oteshio
4月8日(金)~17日(日)
PM1:00~7:00

oteshio
北海道札幌市中央区南一条西六丁目 第二 三谷ビル三階 電話:011-271-9577
PM1:00~7:00

oteshio
北海道札幌市中央区南一条西六丁目 第二 三谷ビル三階 電話:011-271-9577
nunoteshio展 vol.4 oteshio
nunoteshio vol.4
4月8日(金)~17日(日)
PM1:00~7:00
今週の金曜日、8日から「nunoteshio展 vol.4」を開催します。
今回のテーマは「島から縞へ・・・」
インドネシアを中心に、島で暮らす人々の暮らしの布をこっそり・・・集めてみました(笑)
東西5000kmに列なる島々からoteshioに布が集まります。
島から生まれる布の魅力をたっぷりとお楽しみ下さい。oteshio
8日(金)・9日(土)岡崎さん、在店予定です。
(ハイ、必ずいますよ三谷ビルの中のどこかに、上かな、下かな、それとも隣りかな・・・)

oteshio
北海道札幌市中央区南一条西六丁目 第二 三谷ビル三階 電話:011-271-9577
4月8日(金)~17日(日)
PM1:00~7:00
今週の金曜日、8日から「nunoteshio展 vol.4」を開催します。
今回のテーマは「島から縞へ・・・」
インドネシアを中心に、島で暮らす人々の暮らしの布をこっそり・・・集めてみました(笑)
東西5000kmに列なる島々からoteshioに布が集まります。
島から生まれる布の魅力をたっぷりとお楽しみ下さい。oteshio
8日(金)・9日(土)岡崎さん、在店予定です。
(ハイ、必ずいますよ三谷ビルの中のどこかに、上かな、下かな、それとも隣りかな・・・)

oteshio
北海道札幌市中央区南一条西六丁目 第二 三谷ビル三階 電話:011-271-9577
リウと灯り
すっかり陽が落ちたころ、リウは平石を積み上げた茅葺き屋根の“ロポ”に椰子で編んだ茣蓙を広げ、ほのかな灯りの中で籠を編み始めた。
灯りは、油の入った小さな缶に撚った綿の芯を差し込んだもので、木の柱に置いている。
辺りは真暗闇で、少しはなれたところにある家の隙間からも同じようなともし火が漏れている。
わたしは、ポケットにあった懐中電灯を取り出し、リウが仕事をしやすいようにとその手元を照らした。
しばらくは何も言わず手を動かしていたリウが、煩わしそうに右手で懐中電灯を払いのける。
「いらない」
「どうして、暗いでしょ」
「あなたが帰ったら、その光もなくなる」
「リウの言うとおりだね」
風が小さな炎を揺らすと、リウの影も揺れる。

灯りは、油の入った小さな缶に撚った綿の芯を差し込んだもので、木の柱に置いている。
辺りは真暗闇で、少しはなれたところにある家の隙間からも同じようなともし火が漏れている。
わたしは、ポケットにあった懐中電灯を取り出し、リウが仕事をしやすいようにとその手元を照らした。
しばらくは何も言わず手を動かしていたリウが、煩わしそうに右手で懐中電灯を払いのける。
「いらない」
「どうして、暗いでしょ」
「あなたが帰ったら、その光もなくなる」
「リウの言うとおりだね」
風が小さな炎を揺らすと、リウの影も揺れる。
