TEXTILE DIVER 布を探しに

布につながるすべての感覚をひろげて 

白銅貨の装飾 ティモール

西ティモール アトニ人のダワン語ではノエン ベナ(ウアン プラット)、東ティモールのテトゥン語ではべラックと呼ばれる儀式用装飾品。このような装飾品はオランダやポルトガルの銀貨や白銅貨から加工されている。

3つの乳を持ち、乳房と乳頭の周囲を曲線が施されたこの装飾品は東ティモールのもので、ポルトガル植民時代の貨幣エスクード ティモールを加工していると思われる。

横に10エスクード ティモールを並べてみた。ポルトガルの紋章と1964年の年号が入っている。



直径17.5cm



TEXTILES OF TIMOR Hamilton and Barrkman

スンバ 寄港

今回は予定になかったスンバ島。スンバワ島とフローレス島を結ぶフェリーが2船ともキャンセルになり、島から出れない状態で足踏みするなか、アウが入港すると情報が入る。アウはバリ・ベノア、ロンボク・レンバー、スンバワ・ビマ、スンバ・ワインガプ、フローレス・エンデ、サヴ・セバ、ロテ・バア、ティモール・クパン、アロール・カラバヒ、フローレス・マウメレ、スラウェシ・ウジュンパンダを2週間かけ回遊するペルニ船。とにかくスンバワ島から駒を進むめる方を選ぶ。スンバワ・ビマ03:00出航、スンバ・ワインガプ15:00入港。

予定外のスンバ・・・いいかも。





東スンバ・プライリィウ村

島嶼インドネシアの移動

ジャカルタからバリに入り、バリからティモールに飛ぶ予定が、ジャワ東部のラウン山(3332m)の噴火でバリの空港が閉じたり開いたり。フライトスケジュールが乱れ、空が駄目ならと勇んで島伝いに移動を開始。バリからロンボク、スンバワまではバスとフェリーで順調に進んだが、スンバワからフローレス間を結ぶフェリーが悪天候のために欠航し、運行の見込みが立たないと聞かされる。翌日違う港にフェリーが入港するとの情報に慌てて移動するが、結局はこのフェリーも故障でキャンセルになりスンバワ島で足止めを食う。次々に待ち受ける困難をどうクリヤーして前進するか、まるでゲームのような展開の末に無事ティモールへ上陸。



フローレスのアイメレからティモールのクパンに向かうasdpのフェリー。ティモールの伝統的な布を纏った人々の姿が目に付く、ティモールまであと少し。アイメレ9:30出航、クパン翌日6:00入港。インドネシアの国旗がはためく。

布を探しに、いざ出発。

ティモール テキスタイルのサイト、トップページの写真を変更しました。



ティモールの男たち、やっぱりロックですね。布は蛇柄?こちらはメタルですか。

8月下旬に帰国です。ロックで、それともメタルで帰国、悩みどころです。

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