TEXTILE DIVER 布を探しに

布につながるすべての感覚をひろげて 

布族ゾクゾク、うとうとなんてしてられない<杼の二> うとうと 銀座 はじまります2

一、朝起きて先ずは上から下まで自分の体を布で構築しなくてはなりません。その作業は毎日永遠に続き、実に文章を組み立てるのと同じくらいおもしろくもやっかいです。



 


一、朝起きて先ずは、その日一日を安泰に暮らすためにしがみつくものが必要です。それが信仰なのかもしれません。紐(布)もしがみつけると思います。



布族ゾクゾク、うとうとなんてしてられない〈杼の二〉6月5日(火)~6月16日(土)です。どうぞお出かけください。お待ちしています。


 


東京都中央区銀座2丁目4-1 銀楽ビル 9F(8F+1F)


ギャラリー うとうと


03-3566-0061

布族ゾクゾク、うとうとなんてしてられない<杼の二> うとうと 銀座 はじまります

6月5日(火)~6月16日(土)


12:00~18:30(日曜定休) 



ティモール島の藍のヤモリ文経絣布の上に並べた布はイ族の蝋と刺繍の上衣、ミャンマーの写本を巻く赤と青のサシジョ、

ミャオ族の白い刺繡ズボン、ティモールの黄色い縫取織布、ペニダの赤い縦縞布、スマトラの金糸の入った横縞帯。紐・布・衣、このひと揃えがあればすべて間に合いそうです。

布族ゾクゾク、うとうとなんてしてられない。事足りる布を飾ってお待ちしています。どうぞお出掛けください。

 

 

うとうと
東京都中央区銀座2丁目4-1銀楽ビル9F(8F+1)
TEL:03‐3566‐0061 ginzahime@yahoo.co.jp

ティモール テキスタイル 岡崎真奈美 いつも在廊 どうぞよろしくお願いします。

 

風水土のしつらい展 ~大丸梅田~おわりました

”再び素材から始めよう” 糸を素材を考えた6日間でした。


はじめて目が合ってしまった方、いつもの笑顔で来てくれる方、本当にありがとうございました。焼物や金属、そして木の素材にくらべて寿命の短い染織品、それでも何十年、何百年と残されてきた布があります。それは布が自然素材で天然染料を用いていたことが重要な要因となり、布を大切に保存してきた人々の努力の結果でもあります。これから明日の未来に何を残せるのでしょう?


エンサイクロぺディア・シネマトグラフィカの解説には絹の下村撚糸さん、麻糸の西銘さん、アカ族文化に詳しい小倉商会さん、そしてラオスで織物を指導されている牧さんなど、専門家の皆さんに加わっていただきワクワク感一杯でした。また参加いただいた方々からも貴重な情報を頂き、かなりマニアックな映像であるにも関わらず共有できた時間を嬉しく思います。わたしが一番楽しんでいたかもしれませんけど、人って素晴らしいです。布に、糸に、まだまだ潜ります、皆さんとご一緒に。ありがとうございました。


 



  

風水土のしつらい展 「樹皮布・麻糸・紐づくり・かご編み」5月16日(水)上映

再び素材から始めよう!


5月16日(水)~21日(月)<午前10時~午後8時/最終日は午後5時閉場>


大丸ミュージアム〈梅田〉大丸梅田店15階


5月17日(水)午後3:30からエンサイクロペディア・シネマトグラフィカ短編映像より「樹皮布・麻糸・紐づくり・かご編み」を上映します。映像提供:公益財団法人 下中記念財団


◎樹皮布:1960年に撮影されたブラジルの樹皮布制作のようすです。木に優しく語り掛けるようにしながら丁寧に外皮を剥いでいく時間は、人と木の親愛表現のようです。



 


◎紐づくり:ポリネシアでのココヤシ繊維からの紐づくりの映像です。男たちがまるで正装のように木の葉でからだを飾り、円座を組んで仕事をします。一体なんのために紐を撚っているのか?観てのお楽しみです。1960年の映像です。



他5点の短編映像と合わせて約1時間10分の上映です。関西でははじめてのこの機会をどうぞお見逃しなく。


5月21日(月)上映の「少数民族の木綿・生活」は次にご紹介します。


 


 


 

5月12日(土)大江戸骨董市特別開催出店します

大丸梅田「風水土のしつらい展」が5月16日からはじまりますがその前に、大江戸骨董市での”大江戸一坪劇場”今回は「風土のおそなえ店」です。


ミャンマーの写経を包む布、西ティモールの藍に捧げる素焼き壺、スンバのパッソーラ祭儀のための馬の焼き物、・・・・風を孕む布、土を練る焼き物「風土のおそなえ店」開店です。どうぞお立ち寄り下さい。



 

風水土のしつらい展 ~大丸梅田~ 5月16日からはじまります

再び素材から始めよう!


〇5月16日(水)→21日(月)<午前10時~午後8時/最終日は午後5時閉場>


〇大丸ミュージアム〈梅田〉大丸梅田15階 入場無料



今年も「風水土のしつらい展」の季節になりました。皆さまお変わりありませんでしょうか。


今回の「風水土のしつらい展」ではエンサイクロペディア・シネマトグラフィカの上映を17日(木)21日(月)にします。


これは1952年にドイツ・国立科学映画研究所ではじまった映像の百科事典計画で、数多くの研究者・カメラマンが世界各地に赴き、現在は失われてしまった暮らしの技法や儀礼などの貴重な記録を含む3000タイトル強の映像アーカイブが制作され、現在400弱のタイトルがデジタル化されました。


今回はその中から「樹皮布・麻糸・紐づくり・かご編み」そして「少数民族の木綿・生活文化」に関連した1965年前後の映像に解説を付けて上映します。映像の選択と解説の準備に携わり、自然素材に向かう人の知恵と技術、丁寧な仕事にただただ感動しました。貴重な映像ですので是非ご覧ください。


ティモール テキスタイルはいつもの隅っこ、お気に入りの場所です。一年ぶりの積り積もった布話しのお相手をしていただけると嬉しいです。楽しみにお待ちします。