TEXTILE DIVER 布を探しに

布につながるすべての感覚をひろげて 

nunoteshio vol.17 oteshio 札幌 おわりました

oteshioさんでのnunoteshio vol.17、今年も無事終了しました。ありがとうございます。


17回目の展示会、本当にこうして続けていれることに感謝しかありません。わたしに出来ることは、布を織ったり織ってもらったりするのではなく、只々歩いて、女性たちが自分のため家族のために織った布を集めるだけです。


一日歩いても気持ちが高鳴る布に出会わないこともあり、出会ってもそれは一枚しかなく、その一枚を展示会でご紹介すれば同じ布はなく、それで終わりです。


それでも布の仕事を続ける限りは布を探し続ける、それだけです。現地入れる悦びと感謝の心を道連れに、まだしばらくはトコトコと布を探しに歩きます。


 


 


 


 

nunoteshio vol.17 ~oteshio~ はじまります

nunoteshio vol.17 


2018.10.24( 水)-10.28(日)


紅白のめでたい動物模様が織り込まれた、房がぼさぼさのままの藍布はなんたってティモールです。完全原始機のなせる技です。


白黒の格子織りに周囲を刺繡で飾った精倒なおぶい布は貴州省のプイ。織る、刺す、形にする、三拍子揃った見事な腕前です。


この一年も”ふうふう”しながら、てしおにかけて集めた”ほかほか”の布をoteshioに運びます。


皆さんに愉しんでいただけますように。どうぞ宜しくお願いします。


26・27日出没します。