”大江戸一坪劇場”「マンタとキキキ」、今年最後の出店は張り切りすぎて場所を間違える頓馬な出だしでした。引っ越しにご協力頂いた本来の場所と周辺の皆さま、ありがとうございます。
そして5か月振りの出店に寒いなか立ち止まって下さった全ての方々に感謝します。途中から雨になってしまいましたが、お会いできとっても嬉しく新たな年への励みにもなります。
2018年は1月21日の大江戸ではじまり、本日の大江戸で無事終えることが出来ました。来年もどうぞ宜しくお願いします。ありがとうございました。
布につながるすべての感覚をひろげて
”大江戸一坪劇場”「マンタとキキキ」、今年最後の出店は張り切りすぎて場所を間違える頓馬な出だしでした。引っ越しにご協力頂いた本来の場所と周辺の皆さま、ありがとうございます。
そして5か月振りの出店に寒いなか立ち止まって下さった全ての方々に感謝します。途中から雨になってしまいましたが、お会いできとっても嬉しく新たな年への励みにもなります。
2018年は1月21日の大江戸ではじまり、本日の大江戸で無事終えることが出来ました。来年もどうぞ宜しくお願いします。ありがとうございました。
9月からの巡業と行商を終え、”花の大江戸”に戻って参りました。気が付けば年内最後の大江戸骨董市です。今回の”大江戸一坪劇場”出し物は「マンタとキキキ」。マンタはペルーの織物、キキキはティモールのキッカイキテレツな木です。この二つの場所、ティモール人の主食はトウモロコシでトウモロコシは南米が原産地です。太平洋を挟んだ東と西、緯度もほぼ同じに位置にある遠くて繋がっている場所、と妄想はずっと続いています。
寒くて忙しい12月の日曜日、気持ちは燃やしながら、心静かにお待ちしています。暖かくしてお出かけください。
9月
今回もいろんな発見のあった"布縺れ”です。毎日布を広げて考えたり潜ったりしていますが、ある瞬間にハッとすることがあります。布が「ほらほら、よく見て」と誘導してくれているようです。
以前「ティモールの祖先布があるよ」と言われ張り切って出掛けたことがあります。見せられたのはペルーの布でした。旅行者がそれともスペイン宣教師が運びこんだのか?わたしでさえティモールの布とペルーの布の類似点について前々から探っているのですから、彼らが自分たちの祖先が織った布として大切に保管してきたのも十分理解できます。ペルーの海岸から筏での太平洋は横断は成功していますが、ティモールからペルーまではまだ挑戦者はいないようです。とてもとても名乗りは上げられません。
そして今回の展示会の大発見は、偶然ガラス棚の上下に並んだ貴州省ミャオ族の刺繍とティモール島アトニ人の経絣、基本になっている模様が同じだったのです。まるで理性と野生の表現、来て下さった皆さんに何度もしつこく繰り返しお伝えし、自分自身に刷り込みます。
今年最後の”布縺れ”心から感謝します。ありがとうございました。
ペルー 貴州省ミャオ族 刺繡 ティモール 経絣