TEXTILE DIVER 布を探しに

布につながるすべての感覚をひろげて 

西ティモール モロの老人

ホームぺージのトップページ写真を更新した。

これは2015年の8月に西ティモールのモロ地方を訪れた時のもの。

写真撮影の依頼をすると、老人は大切に仕舞ってあった妻の織った布を取り出し正装の支度をしてくれる。

目にも鮮やかな模様のびっしり織り込まれたオレンジ色のブナ織り(縫取織り)の肩掛けに同じオレンジ色のビーズのビンロウ袋を下げ、そして頭にはバティツク。

ティモール人としては長身の体に、緩やかに布が巻かれてゆく。

剥き出しのブロック壁にピンクのカーテンが揺れる前に椅子を置き腰掛ける。

わたしの来訪を知り、その様子を遠くで見守っていた子供たちも集まってきて老人のまわりを囲む。

あれあれ、集まった男の子たちの洋服もなぜかオレンジ色。モロではいまオレンジ色が流行りと言うことでしょうか。

ちなみに西ティモールの言葉で"モロ"は黄色のこと。