TEXTILE DIVER 布を探しに

布につながるすべての感覚をひろげて 

モノ

ひとつのモノが日常の生活のなかに当然のようにモノとして在るまでに、どれほどの手がそれを模索しただろう。



布だけを考えてみても、

繊維を見つけ、それを絡めたり組み合わせたりするまでには歴史的な時間の経過があり、

色を染め模様を付けることも、すでに古代から現代に至るまでに執拗に繰り返されきた。



モノのなかには、モノとして成立せずに何もかもが失われてしまったものもきっとたくさんあると思う。

それはさまざまな理由で、残らなかった。



布には膨大なデーターが蓄積されている。

なかにはまだまだ読み解かれていないものもあるかも知れない。

先へと、布を更新してゆかなければ。