TEXTILE DIVER 布を探しに

布につながるすべての感覚をひろげて 

オエンラシからサムの家へ

暮らしかたで時間と距離の感じかたは異なります。ティモールで村人にくっついて歩くとき、家までの道のりを尋ねると「すぐだよ」と言われ、2時間くらいかかることがあります。彼らにとってはこれくらいの移動は日々のことなのです。日本で道を尋ねて「歩くと遠いよ」と親切に教えられ、聞くと20分くらいののことはよくあります。どちらもけっして嘘ではありません。時間の流れが違うのです。

道が整備され交通が便利になり移動時間が短くなると織物にかける時間も短くなります。ちょっと前までは歩いてすぐだったはずの場所も近頃では”バイクか車ではないと行けない”遠い場所になっています。
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