ティモール島にキリストの教えが広まったのは、16世紀にポルトガルの宣教師が上陸したことからはじまります。それに続いてオランダの宣教師によってプロテスタントが伝わりました。スマトラやジャワなど、歴史的に早い時期からアラブ社会との交易があった島々ではイスラム教の影響を強く受けてきましたが、ティモール 周辺の島々ではヨーロッパ人に出逢う前は土地に伝わる原始宗教を信仰していました。
キリスト教への改宗に伴い失われた慣習も、取り入れられて残った物事も、そして新しく養われたセンスもあります。

思いっきりクリスマスデコレーションをした部屋。赤ビーズの首飾りに緑のシャツ、腰に差した山刀に鉤模様の腰布でバッチリなクリスマスコーディネートがよく似合う、ちょっと若い頃のミサおじさん。(2013年12月 アマナトゥン)
熱帯の雨季のクリスマス、冬の大雪のクリスマス、どこにいてもみんなにメリークリスマスです。(2017年12月 モロ)